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相続税申告の対象となる方17 Aug. 2021

こんにちは。

皆さんの周りでどのくらいの人が相続税申告の対象となっているかご存じでしょうか。

国税庁が公表した直近のデータ(令和元年)によれば、亡くなった方のうち相続税が課税された人の割合は、山梨県内で6.4%、全国平均で8.3%でした。

ただし、これはあくまで相続税を納めた人の割合で、相続税を納める必要はないが、相続税の申告が必要であった人もいます。なぜなら、配偶者控除や小規模宅地特例などの相続税の軽減措置を受けるためには、相続税の申告書を税務署に提出する必要があるからです。

これらを含めた実際に相続税の申告を行った人の割合は、山梨県内で8.2%、全国平均で10.7%になっています。

また、相続税額の平均は、山梨県内は887万円、全国平均は1,714万円となっております。

これらの数字を見てどのように感じられましたでしょうか。一昔前まで相続税は一部のお金持ちにかかる税金と思われていましたが、現在は幅広い方が対象になっております。

まずはご家族に相続税の対象となる人がいないかを検討してみてはいかがでしょうか。