相続人さんと一緒に家探しをした話 その1511 Jul. 2022
こんにちは。司法書士の竹野です。
今回は家探しの話をしたいと思います。
その1
山梨に住む一人暮らしの父親(以下「Aさん」といいます)が急に亡くなり、大阪に住んでいる一人息子さん(以下「Bさん」といいます。)から連絡を受けました。
母親は数年前に亡くなり、父親とは折り合いが悪く、遠方ということもあり、長年山梨に帰ってきていない状態だったとのこと。
葬儀も出ていない自分が一人で実家に帰るのはとても気が重い。付き添ってくれないかというお話でした。
元々Aさん、Bさんと私は知り合いでしたので、了承し、現地で待ち合せました。
行ってみて驚きました。ゴミであふれていたのです。
Bさんも面食らっており、父親に生前何があったのかと気もそぞろな様子でした。
カギを預かっていた親戚に付き添ってもらい、中に入りました。
色々なものが入り混じった臭いのする家をぐるりと回り、落ち着いて座ることもできませんでしたので、外に出ました。
生前の暮らしを知るご近所さんにも話を聞きました。
ゴミには苦慮していた様子でした。
あまりの実家の変わりようにBさんは相当ショックを受けている様子でしたし、私自身もショックでした。
まさかということは実際に起こるのだなと思った出来事でした。
次回は家探しの話パート2をしたいと思います。
(その16に続きます)