農地の売却査定30 Jun. 2022
宅地建物取引士 浅川です。
よく農地の売却査定依頼を受けます。農地=安いと思っている方も多いと思います。
農地といいましても、農地を農地以外の目的に使用できるかどうかで評価は大きく変わります。
まず、都市計画区域内の市街化区域、市街化調整区域、線引されていない区域か都市計画区域外かに分かれます。
市街化区域内は、市街化を促進する区域ですので、農地転用も届出で済み、いろんな用途の建物を建てることが出来ます。ですので、市街化区域内の農地は、宅地並み(造成費分の評価が下がります)の評価となります。
これが市街化調整区域内になりますと、農地転用が許可になり、建築できる人、建物にも制限がかかることが多いです。制限の状況により査定額が変わってきます。
上記は、あくまで売却査定の評価ですので、相続や固定資産税とは異なります。