その23 タイトル「司法書士ってなに?」01 Sep. 2022
こんにちは。司法書士の竹野です。
前回に引き続き、成年後見についてお話をしたいと思いましたが、今年、司法書士は150年を迎えます。
150歳。かなり年をとってますね~。
その記念で、司法書士についてお話したいと思います。
日本司法書士会連合会のHPを参照しながらお話をしますね。
Q1. 司法書士って何をする人ですか?
さまざまな法律事務を通じて、みなさまの権利を擁護することで、自由で公正な社会の実
現に貢献する法律専門職です。
司法書士が行う法律事務の一部の例としては、相続などの不動産登記手続きの代理、会社設立などの商業登記手続きの代理、訴状などの裁判所提出書類作成、簡易裁判所における訴訟代理、破産申立書類作成などの債務整理、成年後見、遺言執行人や各種財産管理人としての業務、遺産承継業務、民事信託支援など実にさまざまです。
→実は業務範囲が広いのです。
上記の他にも、プロボノ活動として生活保護申請に同行したり、民間ADR(話し合いでもめ事を解決するお手伝い)の実施、等もやっています。
だから、意外と休みの日も研修受けたり、本読んだりしていることが多いかもしれませんね。
Q2. 司法書士はどんな人の役に立っているんですか?
みなさまの暮らしの中で生じる困りごとや紛争などについて、身近で気軽に相談できる法律家です。さまざまな日々の業務を通じてみなさまのお役に立っています。
司法書士は日々の業務以外にも、災害後の被災地において無料法律相談、被災者支援制度の案内、被災された市民の皆さんと寄り添い、ともに歩むさまざまな市民救援活動や、原発事故による損害賠償請求の相談、一般市民への法教育、そして経済的に困窮する方々への支援などさまざまなところで活躍しております。
→被災地支援で思い出すのは、東日本大震災での現地相談会です。
2か月に一度程度でしたが、現地に赴き、仮設住宅一軒一軒を周ってお困りごとを聞いてまわりました。
次回も司法書士のお話です。(その24に続きます)